伊予灘メバル 第?弾
釣れていないわけではないが、どうも釣果が安定していないようで
金曜日はキープサイズが30〜40匹
土曜日は潮が緩くなって 釣果も↓
日曜日はさらに潮が緩くなるので 厳しいですよ〜って
まぁ めざせ30匹でがんばりましょう。
遅めの8時(それでも早すぎるようで)出船
今日のメンバーは本土組のみなさん。
去年の今頃 メバル1ケタ釣果に終わってしまい 今回はリベンジ釣行。
べた凪の日曜日なので船も多く
何だか返り討ちに遭いそうな雰囲気なんですが…
べた凪なのはいいが
晴天 満ち潮ゆるゆる
「朝の満ち潮は緩いので釣れんよ。」って
船頭さんの言葉通り さっぱりダメ。
いい映りの中に仕掛けを通しても ほとんどスルーされてしまっているようだ。
シラサを付けた枝にはポツリと良型が掛かることもあるが
↑ 下3つがサビキの枝に付いたメバル 上2つがシラサに付いたメバル
今日のシラサはデカすぎて 8割は使い物になりそうにない。
小さいシラサをより分けながら 針に刺す。
午前中の満ち潮は潮位差が150cmほどしかない。
潮が小さくなっているせいか
前日、前々日より潮の動きが悪く
メバルのアタリもかなり減っているようだ。
釣れない時間帯が 延々と続き
結局 昼過ぎまでにメバル15匹ほど
良型の割合も少なく 撃沈モード。
期待していた潮止まり前の漁礁ポイントも 全くアタリすらなく不発に終わる。
あちこち転々とポイント移動するものの 状況は好転せず。
引き潮が動き出して 再び漁礁ポイントで尺狙い。
潮が変わったので 当たるかも…
漁礁際での大物狙いでは、基本底狙いなのだが
浮いた反応もあるようなので
3mほど底を切って待っていると
ガタガタ…と強烈なアタリ
一番上に付いていたのは良型のシロメバル。
やはり大型は浮いていたか。
口開けると余裕の尺。
口閉じても 尺(30.3cm)クリア
しかしアタリがあったのは この流しだけで
潮が速くなってしまい あとが続かず
ポイント移動して 数釣り狙い?
今日も釣り上げたメバルはベイトをよく吐く。
白アミと透明な謎の物体
中小型が多いが 辛抱すればクロメバルの良型も混ざる。
スカ流れも多いが いいラインにはいると
メバル鈴なり。
1時間ほどで40匹程度追加。
食いが落ちてきたので 再び移動。
引き潮がガンガン流れるポイントの脇で
渦巻く湧き潮のかけ下がりを狙うという かなり難易度の高いポイント。
湧き潮の中でも 良型は浮いているはずと
底を4〜5mと大きく切って待っていると
竿先が海に突き刺さって 20cm後半の良型連発。
いかなる状況でも誘いを入れない釣り方に徹しているので
一番大切にしていることは、この流しで何m底を切って待つのかということ。
船頭さんから提供される海の状況から判断して
どのタナにいるメバルを狙うかを決め 底を切る。
メバル釣りで4m5m 場合によっては10m底を切って待てるかどうかが
良型ほど群れの最前線の最上部に居ることを頭に入れ
思い切って底を切ることが好釣果をもたらすことにつながる。
オモリで底をトントン叩くような釣り方をしたり
イソベラやカサゴが釣れるような底ベッタリの釣り方をしているようでは
メバルは釣れないのである。
底を2m切ろうかどうか迷ったら それより多い3m切るつもりで
常に群れの上部を狙うことを意識した釣りを心がけるべきである。
湧き潮の中では 潮の流れも強烈なので
リールのハンドルを巻く手応えもかなりのものとなる。
2回流せば こんな感じ。
数を稼ぐコツは いかにして追い食いをさせるか。
仕掛けのどの枝にどれくらいのサイズのメバルがいくつ付いているのかを感じて
さらに海中の状況を頭に入れ
そのままの状態で待つのか 数m巻き上げて待つのか
巻き上げて再投入をするのか… その判断力が最終的な釣果に直結する。
どちらにせよ船頭さんの戦略と海の中の状況の変化を釣り人がどれだけ理解しているか
ポイントや時間帯ごとに異なった攻め方や待ち方ができるかどうかが
メバル釣り最大の魅力でもある。
釣れ揚がってくるメバルはベイトをたっぷり食べて体型も丸々としている。
海水温も上がり、体力を回復させたメバルの引きは強烈。
何より この潮が渦巻く中のピンポイントをきっちり当てていく船頭さんの操船技術は
さすがとしかいいようがない。
一つの流しで いろいろなメバルが付くなんて珍しい。
カサゴを含めて 近海メバル4種が一流しで釣れるなんて
上から カサゴ トゴット アカ シロ クロ
船頭さんの読み通り 最後のポイントで 良型連発させて
30匹あまり追加に成功。
後半盛り返し 何とかリベンジ成功。
午前中は激渋撃沈モード全開であったが
終わりよければ すべてよし
クーラーは2/3程度 本日の水揚げは13kg
結果的には良く釣れたような感じに映っているが
釣っている時間の8割は何も当たらない我慢の時間。
各ポイントでの一瞬の時合いを逃さず追い食いさせる集中力・判断力が必要となってくる。
t海水温の上昇とともに これから良型メバルの引きはますます強烈になってくる。
釣り人を熱くしてくれるメバルもそろそろ最終コーナー
今年は出だしが遅かった分 まだ もう少しはいけるかも。
本日の釣果 メバル 〜30.5cm 95匹